第5世代がん免疫治療について

フュージョン細胞の調製

アクティクリニックの治療は、第5世代にあたるフュージョン細胞を使った治療です。フュージョン細胞治療は、患者さんの末梢血から分化させて作った樹状細胞とがん細胞を、培養液と薬剤を使って融合させて作ります。フュージョン細胞は、がん細胞のDNAを取り込みつつ樹状細胞の性質も保持した正常細胞であり、そのがんの持つ抗原(がんの目印となるタンパク質)を全て表面に発現していると考えられます。

第4世代がん免疫治療(樹状細胞ワクチン)

WT1ペプチド

第4世代と言われる、いわゆる樹状細胞ワクチンには、WT1ペプチドなどの人工抗原を樹状細胞と同じ容器で培養することで(Co-Culture)、その抗原を認識した樹状細胞を作りこれを抗原提示細胞としてワクチンとして利用するという発想で作られています。

第5世代がん免疫治療で、がん細胞の変異に打ち勝つ

第5世代がん免疫治療

このため、フュージョン細胞ワクチンで誘導された細胞傷害性T細胞(Cytotoxic T Lymphocyte, “CTL”)は、全てのがん抗原の種類と同じ数のCTLが誘導され、がん細胞を攻撃することになりますが、樹状細胞ワクチンはWT1など特定の1種類あるいは2~3種類の抗原だけを認識したCTLが作られてがん細胞を攻撃します。がん細胞は、CTLが特定の抗原を目当てに攻撃してくると、この抗原を隠すことが知られていますので、樹状細胞ワクチンではターゲットのWT1などをがん細胞が隠すと、もうそれ以上CTLはがん細胞を攻撃できなくなってしまいます。ところが、フュージョン細胞ワクチンは非常に多くの種類の抗原をそれぞれ認識したCTLを作りますので、ひとつの抗原を隠したとしても、引き続きがん細胞を攻撃し続けることが出来ます。もし、がん細胞が全てのがん抗原を隠してしまったとすると、がん細胞は外部からの刺激を受けることがなくなるので分化しなくなりもうそれ以上増えることがなくなります。いずれにしても、フュージョン細胞ワクチンはがん細胞の免疫回避による抗原消失に対しても勝利するようになっているのです。

第5世代とは

アクティクリニックでは、従来の治療における問題点を考えた上で、最先端のがん治療の中から、現時点で最善と思える治療である「フュージョン細胞治療」を行っております。その利点は"常にCTLに殺傷指令が伝わる"、"がん細胞の変異にも対応する"という所にあります。従来の治療とは、
 第4世代は傷害性T細胞(CTL)を活性化させ、がん細胞治療の効果を高めるという発想の「ペプチドワクチン療法、樹状細胞療法」
 第3世代はNK細胞を活性化し、がん細胞治療の効果を高めようという発想の「NK細胞療法、リンパ球活性化療法、BAK療法」
 第2,1世代は免疫細胞を活性化させれば、がん細胞治療の効果が高まるという発想「丸山ワクチン、蓮見ワクチン、IL2」
これらは、一定の効果がある事は認められつつ、既に課題も明確になっています。アクティクリニックは、これらの次の選択肢となる、自らの細胞を使用した治療です。さらに詳しい情報を知りたい方は、クリニックのセミナーにご参加頂くか、来院無料相談にお申し込みください。

第5世代とは

症例

スキルス胃がん

都内の私立大学病院でスキルス胃がんが見つかったBさん(40代男性)は、当院へご来院された当時はかなり悪い状態でした。今年3月上旬にCTで腹膜播種があり手術不可能と言われ、4月のCT検査でがん性腹膜炎、胃カメラでスキルス胃がんと診断され、生検でも低分化腺がん類型Group5との診断で腹水も溜まっている状態でした。
5月に入り、Bさんはその後別の私立医大病院に入院し抗がん剤治療としてTS-1とシスプラチンを受け始めた時にはやっと歩行が可能な状態でした。
6月より当院での治療を選択され、sCTL治療とフュージョン細胞治療を受けることになり、6月にsCTL2回とフュージョン細胞ワクチン1回、IL-12を2回、7月にフュージョン細胞ワクチン3回とIL-12を6回の投与を受け、私立医大病院で胃カメラとCT検査を受けると腹水がほぼ消滅していました。8月に、フュージョン細胞ワクチン2回とIL-12を4回受け、1クールが終了。
9月より私立医大病院でTS-1とシスプラチンの治療を行い、9月末から当院のフュージョン細胞ワクチン1回とIL-12を2回受けました。
10月初めに、私立医大病院にて胃カメラと病理検査を受けたところ、軽~中程度の慢性活動性胃炎で、がん細胞は見つからずという結果でした。
12月初めには、抗がん剤治療は中止することが出来ました。

40代男性Bさん

5月にご友人の紹介で、都内にある大学病院に入院し、抗がん剤治療を受けることにされました。TS-1とシスプラチンを受け始めた頃には、やっと歩行が可能な状態でした。6月に入り、まず免疫療法がよさそうだということでいくつかのクリニックに相談に行かれ、同時期にアクティクリニックの第5世代免疫療法というのがあるというのをBさんの彼女が探し当てました。アクティクリニックの大野典也院長(現名誉院長)の無料相談を受けたBさんは、アクティクリニックでの治療を即決。大野先生は、Bさんの病状から考えて、まずは免疫力の補強が必要と診断し、sCTL療法を行うと同時に、大野・キーフ法も早急に行うという治療計画で臨むことにしたそうです。

6月にsCTL2回とフュージョン細胞ワクチン1回、IL-12を2回投与を受けました。
7月に入り2週毎にフュージョン細胞ワクチン投与3回とIL-12投与を6回を受け行いましたが、非常に調子がよくなってきたので、都内の大学病院で胃カメラとCT検査をすると、進展良好で腹水はほぼ消滅していました。1泊旅行に行くまでに元気が戻ってきました。
8月には、2週毎にフュージョン細胞ワクチン投与2回とIL-12投与を4回を受け行いました。
これで大野・キーフ法1クールが終了です。大変調子が良いので、大学病院から1クールの化学療法を勧められ、9月はじめからまたプラセチンとTS-1の治療を行いました。9月末からはまた大野・キーフ法のフュージョン細胞ワクチン治療を1回とIL-12を2回受けました。
10月初めに大学病院で胃カメラと病理検査を受けたところ「軽~中程度の慢性活動性炎症は見られるもののがん細胞は見当たらず」という信じられないような嬉しい結果が出ました。

以後、大野・キーフ法と化学療法の組み合わせを2週間隔で行いながら、状態を観察して、その間隔を開けることを検討中だそうです。体重も増加し、食事も仕事も普通にしていられる状態にまで回復されました。
アクティクリニックの大野名誉院長は、第5世代がん免疫療法がスキルス胃がんに非常に有効であることを経験してきていましたので、今回の結果で更に自信を深めています。結果的には、抗がん剤治療との併用(交互)がスキルス胃がんに対して非常に有効なのではないかと考えています。もちろん全ての皆さんにこのような劇的な回復が望めるかどうかはわからないとしていますが、スキルス胃がんに掛かったという患者さんが周りにいらっしゃいましたら、アクティクリニックでしか受けられない第5世代がん免疫療法の大野・キーフ法のことを教えてあげて頂ければ幸いです。

肺がんと脳転移のあったFさん(40代男性)は、3D放射線(トモセラピー)と並行して、当院の治療とを選択され、以後1年半以上延命されました。

3D放射線

子宮体がん

不正出血があったA子さん(30代女性)は、近所の婦人科医院で内膜掻把検査して、がんの疑いがあると告げられました。その後、国立大学病院、私立大学病院、がん専門病院でいずれもステージ2の子宮体がんという診断で、子宮を取る手術を強く勧められました。しかし、出産の可能性を残したかったA子さんは、当院での治療を選択し、6月からフュージョン細胞ワクチン3回とIL-12を6回受けました。その後、9月に婦人科医院で内膜掻把検査を行うと、がん細胞認めずの診断結果を得ました。

女性A子さん

最初は、不正出血が続いていたので、近くの婦人科に診てもらったんです。内膜掻爬して調べてもらったら、がんの疑いがあると言われ、怖くなって先ずは、文京区にある最高学府の大学病院に行きました。検査後、早期の子宮体がんなので、今の内なら手術して子宮を摘出してしまえば治りますから直ぐに手術しましょうと言う事でした。私は手術したくないことを言いましたが、絶対手術しないとだめということで、手術の予約をとりましょうという感じでした。ちょっと怖くなって、病院を変えることにしました。

そんな時、姉が友人から教えてもらったという、アクティクリニックのセミナーに行ってみることになりました。確かに、手術しなくても、検査で採ったがんの組織があれば治療は受けられるということだったし、いいかもしれないとは思いましたが、ネックは治療費でした。自由診療なので保険がきかないということで、そんなお金どうやったって私には出せないしということで、やっぱり保険のきく治療で探すことにしました。
婦人科の名医に相談しましたが、そこでも私の想いとは裏腹に手術を強く勧められてしまいました。大学病院や、婦人科からも見放されたというショックはとても大きいものがありました。

そこで姉妹で相談して、とにかく子宮を取らずに治療できるアクティクリニックに賭けてみることにしました。ようやく親戚から1クール分の半額を借りることが出来たので、本当に清水の舞台から飛び降りる覚悟で臨んだのです。
大野先生からは、最初はやはり手術を勧められましたが、私の強い気持を理解してくれて、とにかくやれるだけやってみましょうと、私のがん細胞と血液からワクチンを作って下さいました。私のがん細胞を手に入れるために、大学病院に検査時に使用したがん組織を分けてくださいとお願いに言ったのですが、全く聞き入れてもらえませんでした。そこで、大野先生のご紹介で、別の婦人科クリニックに行って組織を取ってもらったという経緯がありました。そのクリニックの先生は大学病院にもお勤めで、その先生からも手術がいいんだけどねと勧められました。本当に子宮体がんになったら、どこにいっても手術で子宮を取られてしまうんだなと思いました。

ワクチンは2週間に一度なので、ほぼ1ヶ月半で3回目が終わりました。本来、ワンクール6回ですとのことだったのですが、私たちに後半分を払うお金はありませんでした。もう大野先生のところには通えないので、数週間後に大野先生から紹介されたクリニックに行きました。そうしたらビックリ。内膜掻爬して組織検査したところ、がん細胞が無くなっているというのです。こんなうれしい話があるでしょうか。クリニックの先生も、本当に効くんだねと驚いていました。それから、2ヵ月後にもう一度検査してもらいましたが、やはりステージゼロ。信じられない気持でいっぱいです。
今は姉妹で、子宮を取りたくない、子供を生む可能性を残したいという同じような思いを持つ一人でも多くの子宮体がん患者の女性に、アクティクリニックの大野キーフ法のことを知って欲しいと思っています。

胆のうがん

胆嚢がんがリンパ節転移された状態で、当院での治療を選択されたCさん(50代女性)は、フュージョン細胞ワクチン3回、IL-12を6回受けたところで腫瘍マーカー値(CEAとCA19-9)が一度下がったものの、フュージョン細胞ワクチン4回目では再度腫瘍マーカー値が跳ね上がりました。しかしフュージョン細胞ワクチン5回目以降は腫瘍マーカー値が継続的に下降しました。フュージョン細胞ワクチン13回目以降、TS-1、それからジェムザール、シスプラチンの抗がん剤治療と交互に治療を行うことで腫瘍マーカー値を長く低く保つことが出来ています。

測定値グラフ

主訴:めまい
病歴:
1. 2001年3月めまいを訴える40歳男性患者慈恵医大病院入院。
2. 脳のMRI撮影(後ページ画像ご参照)、左側頭葉に腫瘍確認。
3. 4月5日外科手術(腫瘍外科切除)。
4. 手術後2週間に渡り腫瘍ヵ所にインターフェロン注射。
5. 化学療法(MCNU+VCR)と放射線治療を実施。
6. 退院時にMRI撮影、残余腫瘍確認(後ページ画像参照) 。
画像診断:多形膠芽細胞腫
その後、フュージョン細胞ワクチン6回とIL-12投与12回を受けた。

MRI撮影

この臨床研究の結果データをまとめたものが以下の表になります。
15症例中4例が部分収縮3例が現状維持という結果でした。

臨床研究結果

食道がん

2年前に食道がんを手術されたEさん(70代男性)は、今年2月に再発が見つかりました。大病院では、手術は難しい、放置すれば余命は6ヶ月から1年、抗がん剤治療をすれば副作用はあるものの余命が4~6ヶ月は伸びると勧められました。但し抗がん剤が効果なければ緩和ケアを勧めるとも言われたそうです。今年5月に当院での治療を選択され、7月に1クール(フュージョン細胞ワクチン6回、IL-12を12回)終了。その後10月のCT検査で腫瘍の縮小が確認されました。

食堂がん再発(CTC)

私ががん免疫の研究を始めたのは、今から40年以上前になります。東京慈恵医科大学を卒業した私は、当時新しかった生物分子学の世界に魅力を感じ、慶応大学医学部で博士号を取得した後、ニューヨークのコロンビア大学のスピーゲルマン博士の研究室に入ってがんがどうして発生するのかを分子レベル探る研究をしていました。

私ががん免疫の研究を始めたのは、今から40年以上前になります。東京慈恵医科大学を卒業した私は、当時新しかった生物分子学の世界に魅力を感じ、慶応大学医学部で博士号を取得した後、ニューヨークのコロンビア大学のスピーゲルマン博士の研究室に入ってがんがどうして発生するのかを分子レベル探る研究をしていました。

私ががん免疫の研究を始めたのは、今から40年以上前になります。東京慈恵医科大学を卒業した私は、当時新しかった生物分子学の世界に魅力を感じ、慶応大学医学部で博士号を取得した後、ニューヨークのコロンビア大学のスピーゲルマン博士の研究室に入ってがんがどうして発生するのかを分子レベル探る研究をしていました。

膵臓がん

膵臓がんのDさん(40代女性)は、抗がん剤治療を受けた後、当院の治療を選択され、フュージョン細胞ワクチン3回、IL-12を6回受けたところで再度抗がん剤治療を受け、その後フュージョン細胞ワクチン5回、IL-12を10回受けて、腫瘍マーカー値(CA19-9、DUPAN2)を非常に低く保つことが出来ています。

膵臓がんグラフ

© 2017 ACTTI CLINIC ALL RIGHTS RESERVED.