治療方針

アクティクリニックの治療方針

1. がん標準治療の枠にとらわれず、患者さん本位の治療を目指しています

患者さんが、ご自分のがん治療を行うための病院を探してみて、或いは実際に治療を受けてみて初めて気付くことは、どこの病院でも提供する治療法に大差はないということがあります。なぜならば、ほとんどの病院は、各がん学会が定めた標準的ながん治療のガイドラインを遵守しているからです。標準治療とは、外科手術、化学療法(所謂、抗がん剤治療)、放射線療法の組合せで、がんの三大治療と呼ばれています。

私どもが日本のがん治療の大きな問題点だと考えている点は、現実としてがんという病気は残念ながら標準治療だけでは効果がない場合が非常に多いにも関わらず、がん治療を行う病院では標準治療以外の治療の選択肢をほとんど提供していないというところです。このような状況の中で、三大治療以外の治療法を受けたいという患者さんの意向に対しては、理解を示さない医師が多くいるというのが現状です。

当院は、三大治療に次ぐ有望な治療法として世界の医学者が研究を続ける「がん免疫療法」の分野で、世界的に独自の「フュージョン細胞ワクチンとIL12の併用療法(通称、大野・キーフ法)」を提供するユニークながん治療専門クリニックです。患者さんの立場に立って、標準治療の枠にとらわれない医療の選択肢を提供することに、私どもの大きな存在意義があると考えております。

2. 世界の最新研究動向を反映させた治療法を目指しています

欧米のがん治療の最新研究では、がん免疫療法と化学療法(抗がん剤治療)や放射線治療とのコンビネーション治療が有効であることが示され始めています。これは、今までの当院での治療事例でも経験していることです。

併用治療実施のタイミングと併用期間の決定が治療効果の成否に大きく影響致しますので、患者さんと相談の上ベストの効果を期待して、提案させて頂きます。

がん三大治療の限界

がん三大治療の限界と免疫細胞治療

がんの治療には、がん三大治療といわれる外科手術、化学療法、放射線療法があります。これらの治療法はがんが初期に発見された場合は非常に有効な手段です。しかし、既にがんが転移してしまっている場合、放射線照射治療法や外科的治療法では、がんの治癒は非常に難しいものとなります。

CELL FUSION

フュージョン細胞治療とその効果

免疫細胞治療といっても、いろいろな種類があります。アクティクリニックが行っているがん免疫治療は、日本では唯一、当院でしか受けられない治療法です。このフュージョン細胞治療の特長は、自分のがん細胞をDNAレベルで特定することで、免疫システムを働かせ、効果的にがんを攻撃するものです。

当院設立の想い

私ががん免疫の研究を始めたのは、今から40年以上前になります。東京慈恵医科大学を卒業した私は、当時新しかった生物分子学の世界に魅力を感じ、慶応大学医学部で博士号を取得した後、ニューヨークのコロンビア大学のスピーゲルマン博士の研究室に入ってがんがどうして発生するのかを分子レベル探る研究をしていました。ところがそのスピーゲルマン先生が膵臓がんで亡くなったことが私の研究人生の転機となりました。いくらがんの原因を研究しても、がんを治せるようにはなりません。それからはがんの治療法の開発研究に没頭するようになりました。以来、私の研究人生はいわゆる免疫療法の歴史と共に歩んできたと言っても過言ではありません。ですからNK細胞療法といわれる治療法から、樹状細胞療法といわれるものまで、それらの開発当初から関わって数多くの臨床研究を行ってきた結果生み出したのが、フュージョン細胞ワクチンとIL12の併用治療であり、これを発明者の私とハーバード大学医学部ダナ・ファーバーがん研究所のドナルド・キーフ教授の名前にちなんで大野・キーフ法(フュージョン細胞治療)と呼んでいるのです。この治療法は、厚生労働省の認可の下、第一相、第二相の臨床研究を固形がんの中でも治療が一番難しいと言われている悪性脳腫瘍患者を対象に実施し、安全性及び一部の有効性を確認した治療法ですので、現在考えられるがん免疫療法の中では最強の治療法であると自負しております。翻って日本のがん免疫療法の研究は、欧米に比べて遥かに遅れをとっており、旧式の治療法が闊歩している現況に憂いを覚え、是非ともこの大野・キーフ法(フュージョン細胞治療)を世の中に提供して日本のがん免疫療法の面目躍如としたいという想いから当院の設立を思い立ったのであります。今後も臨床と研究の努力を続け、がん克服のその日を目指して参る所存でございます。

アクティクリニック名誉院長 大野典也

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